残念ながら、ほとんどの生徒は、学校や塾などにいる時間の多くを無駄にしています。
何が無駄なのかというと、「自分でできるようになる」という目的のためになっていない時間が無駄なのです。
- 見る場所にメモを取る
- 復習のルールを決める
- 疑問や質問を見つけ、それを解決する(調べる、質問する)
この3つ以外のことをしている時間は無駄であると自覚しましょう。つまり、「ただ授業を聞いているだけ」「ただノートを取っているだけ」「ただ問題を解いているだけ」「ただ教科書を読んでいるだけ」の時間はすべて無駄なのです。
(1)見る場所にメモを取る
☆詳しくはこちらをご覧ください→効率の良いメモのとり方(「メモを取る能力」は受験勉強において非常に重要な能力です。メモの目的、何をメモするべきか、どこにメモをするべきか、メモの工夫の仕方について解説しています)
この「見る場所にメモを取る」ということができていない人があまりにも多いです。
そもそもメモを取っていない人が、まず多すぎます。また、メモを取ってはいるけど、そのメモを見返すことがない人も多いです。
有効なメモが取れている人は、本当にわずかしかいません。
そのため、効果的なメモを取ることができるようになれば、それだけで他の人よりも秀でることができます。
(2)復習のルールを決める
どんなにすばらしい授業を受けたところで、自分でできるようにならなければ意味がありません。
そして、自分でできるようになるためには、復習と反復が必須です。
そのため、自分でできるようになりたいことを学んだのであれば、復習のルールを決めましょう。
具体的には、解きなおす回数と日程を決めます。
- 問題集やプリントなどに直接、解きなおす日を書き込む
- チェック表を作る
- カレンダーなどに周回計画を設定する
- 復習のルーティンを決める
こういった方法が考えられます。
(3)疑問や質問を見つけ、それを解決する(調べる、質問する)
これもできている人は少ないです。
まず、授業を聞いているときや、何かを読んでいるときは、常に疑問点を探し、それを全てチェックしましょう。「質問を探しながら聞く、読む」というのは、「よく聞く」「よく読む」ための有効な方法です。
そして、疑問点や質問を見つけたら、それを解決するために参考書などを調べてみましょう。言葉の意味などであれば、ネットで調べても構いません。
もし自分で調べても分からない場合は、先生などに質問しましょう。
上記3つを、学習の場(学校や塾など)にいる間は、なるべくたくさんしましょう。これらをしている時間が、学力の上がっている時間であり、これら以外の時間は何の成長もありません。
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道