4つの学力層のうち上位層の特徴をまとめます。
(1)中間層②の特徴
この学力層の特徴は
勉強量不足
この一言につきます。
その他の特徴を挙げると
- 解説などをよく読まない。
- 調べようとしない。
- 勉強中に勉強以外のこと(スマホや不要な仮眠など)をしてしまう。
- 決められた時間から少し遅れる。ギリギリになる。
- 朝起きない。午前中に学習しない。夜寝るのが遅い。
- 学習の場に来るのが遅い。学習の場から早く帰ろうとする。
などがあります。いずれも、勉強量不足に関わるものです。
また、
暗記が苦手だとよく言う
という特徴があります。これは、本当に(能力的に)暗記が苦手なのではなく、そもそも暗記をしようとしていない(暗記をする時間を作っていない、暗記をするために自分に負荷をかけることから逃げている)だけに過ぎないことがほとんどです。
さらに、勉強量不足に付随する特徴として、
ごまかしたり、隠したりすることがクセになっている
人が多いです。勉強量不足によって学力が伸びない、成績が上がらないという事実から目を背けようとしてしまうのです。
(2)中間層②が合格できる大学群
中間層②が合格できる大学は、下位国公立大学か、中堅私立大学となります。
この層の生徒の多くは、中堅以上の国公立大学を志望します。しかし、勉強量不足によって、中堅以上の国公立大学に合格するレベルには到底届きません。
この層の生徒の末路は、そのままズルズルと堕ちていくか、ギリギリになって焦って勉強して、なんとか下位国公立大学に合格するか、中堅の私立大学に合格することになります。
(3)中間層②の学習方針
とにかく勉強量を増やすことです。
そのためには、
- 目的意識を持つ。
- 学習の場を活用する。
- 生活習慣の改善する。
- ルールを自分に課す。あるいは、ルールを課すコミュニティに所属する。
に取り組む必要があります。詳しくは以下を参考にしてください。
4つの学力層
大学受験で成功するためにやらなければいけないこと
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
▶大学受験における成功とは何か? 志望校に合格しなければ「失敗」になるのでしょうか?
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力