古代インドの名言一覧

なされたことも、なされぬことも、彼には苦痛とはならない。賢者である彼は、善も悪も、ふるい落とす。彼の王国はいかなる行為にも煩わされない。善も悪も、そのどちらも超越する。
(ヴェーダーンタ、ニーチェ『道徳の系譜学』で引用)

やがては死すべき人間の眼を蔽って、それを通して人間に世界をみさせているのは、マーヤー(虚妄、幻影)である。欺瞞(まやかし)の面紗(ヴェール)である。世界はあるともいえないし、また、ないともいえない。なぜなら世界は夢に似ていて、旅人が遠くから見て水かと思う砂上の陽光のようなものだし、また旅人が蛇かと思う投げ棄てられた縄にも等しいからである。
(古代インドに伝わる言葉、『意志と表象としての世界』で引用)

認識(知恵)が生じたときに、愛はその中から昇華していった。
(『ウプネカット』、ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』で引用)

茎のない蓮はない。
(ことわざ)


哲学者・詩人の名言一覧

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