勉強をする理由は「幸せになるため」ではありません。これは多くの人が勘違いしていることです。
もちろん、勉強をした結果、幸せになる人もいます。しかし、それは必ずしもそうなるわけでもありませんし、勉強をしなくても幸せになることはできます。
なぜなら、「幸せ」とは相対的なものだからです。
つまり、「幸せ」と感じる基準は人それぞれ違うし、同じ人でも時と状況によって「幸せ」と感じたり、逆に「不幸」と感じたりするのです。
そして、情報化された現代においては、「絶対的な幸せ」といったものへの懐疑や「こうすれば人は幸せになる」といったものへの不信は、多くの人の心に広まっています(特に、若い世代には)。
これは当然、子供たちの心にも、意識的あるいは無意識的に、根付いているので、「あなたの幸せを思って言っている」「将来幸せになるために勉強しなさい」といった言葉が、子供の心にあまり響かないのです。
そのため、「幸せになるため」を勉強の動機付けに使うのは間違いということになります。
※勉強をする理由は「いい会社に就職するため」でもありません→勉強をする理由は「いい会社に就職するため」ではない。「夢=職業選択」ではない!
- 「ではなぜ勉強をする必要があるのか?」についてはこちら→人はなぜ学ぶのか? 「学ぶこと=人間として生きること」
- 「なぜ受験勉強をする必要があるのか?」についてはこちら→なぜ受験勉強をしなければいけないのか? 受験勉強の社会的な意義と個人的な思想を解説します!
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
なぜ勉強しなければいけないのか
②「創発」が「なぜ勉強する必要があるのか?」の答えになります!(「創発とは何か?」についても解説しています)
③塾長が考える人が学ばないといけない理由、「人間」とは何か? 「人間」であるために必要なことは?
④なぜ受験勉強をしなければいけないのか? 受験勉強の社会的な意義と個人的な思想を解説します!
⑤勉強をする理由は「幸せになるため」ではない。「あなたの幸せを思って言っている」「将来幸せになるために勉強しなさい」といった言葉は、子供の心に響きません。
⑥勉強をする理由は「いい会社に就職するため」ではない。「夢=職業選択」ではない!
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(3)学習計画の王道