大地と海を支配しなくとも、美しいことを為すことができる。
(アリストテレス『ニコマコス倫理学』)
人間はもともと自然本性的に共同体を形成するものであり、ともの生きるものだからである。
(アリストテレス『ニコマコス倫理学』)
友人であるためには、挙げられた(善、快楽、有用性という三つの)理由のうちどれかひとつに基づき、相手に気づかれないことなく、互いに好意を持ち、互いに相手に対して善を願わなければならない。
(アリストテレス『ニコマコス倫理学』)
『中間にしなければならない。正しい分別(ロゴス)の語るとおりにしなければならない』と語ることは、真実ではあるが、しかし、そのことしか分かっていないならば、その人が何かそれ以上のことを知っていることにはならない。
(アリストテレス『ニコマコス倫理学』)
狂気の混じらぬ天才は、存在しなかった。
(セネカ『心の安定について』で引用)
▶解説
エンペドクレスも言うとおり、もしもののうちに争いがないならば、すべてのものは一つであるだろう。
(『形而上学』)
参考文献
『ニコマコス倫理学』(上)(下)(アリストテレス著, 渡辺邦夫・立花幸司訳, 光文社古典新訳文庫)

Amazonリンク→https://amzn.to/4lf3j4m
☆Xで名言の投稿をしています。ぜひフォローしてください!→ソフィロイドのXアカウント
☆YouTubeでも名言の解説動画を投稿しています。チャンネル登録をお願いします!→ソフィロイドのレクチャールーム