以下に、さらに上を目指す人のための参考書・問題集をまとめてあります。
得意科目をさらに伸ばしたい、得意科目を増やしたい、大学受験を合格点以上で突破したい、そんな人にオススメです。
前提として、その科目の基礎事項を全て網羅してから購入するようにしてください。それができていないのであれば、まず基礎~標準レベルの問題集の周回をきっちり終わらせてからにしてください。
全てをそろえる必要なく、ピンポイントで取り組みたいものだけ購入するようにしてください。
(1)数学
①やさしい理系数学
「やさしい」と書いてありますが、やさしくありません。二次試験で合格点を取れるようになり、さらに上を目指すのであるなら取り組んでみるとよいでしょう。この問題集の特徴は、豊富な別解にあります。多角的な視点を身に着け、数学をより深く理解することができるでしょう。
②大学への数学 1対1対応シリーズ
こちらも有名なシリーズです。難易度は高めですので、しっかり基礎が身についてから取り組むようにしましょう。
数学Ⅰ
数学A
数学Ⅱ
数学B
数学Ⅲ
数学Ⅲ微積分
(2)国語
①思考訓練の場としての現代国語
幻の名著「思考訓練シリーズ」の一冊です。(参考:幻の名著:思考訓練シリーズ)
現代文対策を一通り終え、さらに上を目指したいのであれば取り組んでみるとよいでしょう。解説は読みにくいですが、真の読解力とは何かを教えてくれます。
②思考訓練の場としての漢文解析―受験国語
幻の名著「思考訓練シリーズ」です。そもそも漢文文法とは何かを学べます。今まで漢文を如何に勘違いしていたかが学べます(「思考訓練シリーズ」についてはこちら→幻の名著:思考訓練シリーズ)
③一冊でわかる百人一首
和歌の学習の基本は百人一首です。このテキストなら、現代語訳だけでなく文法の説明も書いてあります。また、古文常識の解説もあり、とても読みやすい一冊です。百人一首自体は便覧に載っていますので、より詳しく知りたい方向けです。
(3)物理
こちらは良問の風の続きとなっているシリーズです。まずは、教科書傍用問題集と良問の風を完璧にした上で取り組むとよいでしょう。
(4)化学
①思考訓練の場としての体系化学―受験化学
幻の名著「思考訓練シリーズ」です。化学計算について新しい視点を与えてくれる良書なのですが、読み手を選びます。一般的ではない解法なので、原理から理解していない人は混乱するかもしれません。(「思考訓練シリーズ」についてはこちら→幻の名著:思考訓練シリーズ)
(5)生物
①キャンベル生物学 原書11版
こちらは、大学受験というより生物学オリンピックを目指すレベルの参考書です。ただし、生物についての知識はほぼ全て揃っていると言っても過言ではないでしょう。もっと詳しく知りたい人向けの参考書です。
☆思考訓練シリーズについて