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考えてから動くのか、動いてから考えるのか

「巧遅は拙速に如かず」という言葉をご存知でしょうか。

これは「仕事などを、時間をかけて丁寧に終わらせるよりも、雑でも早く終わらせた方が良い」という意味の言葉です。

ビジネスの世界では常識と考える人もいます。

この考えを「行動」に当てはめてみましょう。

「うだうだと考えて、いつまでも行動しない人よりも、とりあえず行動を起こす人の方が価値がある」

となります。

これもビジネスの世界では常識とされています。

僕は、この考え方を少し修正した「行動」をお勧めします。

考えてから(よく計画を練ってから)行動するのではなく、行動してから考える(反省する)のでもなく、「行動しながら考える」ことが大切であると考えています。

「やってみた方が良い」と思うことは、まずやってみます。

やってみる中で、様々な問題点や改善点が出てくるでしょう。

それらを修正・改善しながらやっていきます。

上手くいきそうならそのまま続けて、再び問題点や改善点が出てくるので、また修正・改善しながら続けます。

もし「もうダメそうだな」と思ったらやめて別のことをやります。

これがベストだと思います。

「ダメだと思ったらやめる」なんていいのか? と考える方がいるかと思いますが、僕はいいと思います。

もちろん、これは「失敗」ということなので、損失を被ったり、怒られたりします。

しかし、この「失敗」を次の行動に生かせば良いだけなのです。

そうやって人は成長していくのだと僕は考えています。

「失敗を恐れるな。失敗は成功のもと」なんていうのはありきたりの言葉ではありますが、ありきたりであるが故に真理であると思います。

さあ行動しながら考えてみませんか?

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