(1)問題概要
ある領域に含まれている格子点の数を数える問題。
(2)ポイント
格子点の問題は、
①x=kまたはy=k上の格子点の数を数え、kを用いて表す
②①で表したkを含む式をΣの中に入れ、合計を求める
この手順で解きます。
ポイントとしては、
①x=kとy=kのどちらを使うかは、領域の端が格子点になっている方を使います。
また、いきなりkを使って表すのが難しい場合は、x=1またはy=1上の格子点の数を数え、x=2またはy=2上の格子点の数を数え……
といったように、具体的に数えてみて、法則性を見つけてみるとよいです。
②Σの下がk=0となることが多いです。Σの下がk=1となっていなければ公式が使えないので、
(k=1からnまでの和)+(k=0のときの値)
として、k=0の場合を分離するとよいでしょう。
(3)必要な知識
(4)理解すべきコア