☆問題のみはこちら→日本史に出てくる僧(問題)
①遣隋使として派遣され、帰国後に国博士となった学問僧は誰か。
→旻、南淵請安
②孝謙天皇(称徳天皇)から信任を得て、太政大臣禅師から法王にのぼりつめた法相宗の僧は誰か。
→道鏡
③藤原仲麻呂が道鏡を退けようと挙兵したが敗死し、淳仁天皇も廃位となった乱を何というか。
→恵美押勝の乱
④道鏡が皇位を得ようとしたが、和気清麻呂らに阻止された事件を何というか。
→宇佐八幡宮神託事件
⑤聖武天皇の信任を得た橘諸兄が吉備真備とともに登用した唐帰りの僧は誰か。
→玄昉
⑥道鏡を下野薬師寺に追放し、光仁天皇を擁立して政権奪取に成功した人物は誰か。
→藤原百川
⑦東大寺に戒壇院を建てるために唐から招いた人物は誰か。
→鑑真
⑧奈良時代に仏教を民間布教し、大仏造立にも協力した僧は誰か。
→行基
⑨桓武天皇の要請で入唐して帰国後天台宗を開いた人物は誰か。
→最澄
⑩最澄が拠点としたのはどこか。
→比叡山延暦寺
⑪入唐して密教を修め、帰国後に真言宗を開いた人物は誰か。
→空海
⑫空海が嵯峨天皇の庇護を受けて、どこに何という寺を開いたか。
→平安京に東寺(教王護国寺)、高野山に金剛峰寺
⑬最澄の死後に天台宗の密教化を進めた人物は誰か。
→円仁・円珍
⑭天台宗は円仁系統と円珍系統に分かれて対立したが、それぞれ何派というか。
→山門派、寺門派
⑮10世紀中ごろ、京都で民間に浄土教を布教して市聖と称された人物は誰か。
→空也
⑯往生浄土の道を説き、貴族に広く読まれた『往生要集』を著した人物は誰か。
→源信
⑰浄土宗を開いた人物は誰か。
→法然
⑱南無阿弥陀仏の念仏さえ唱えれば極楽往生できるという浄土宗の教えを何というか。
→専修念仏
⑲浄土真宗を開いた人物は誰か。
→親鸞
⑳親鸞が唱えた、煩悩の深い人、すなわち悪人こそが救済の対象だとする説を何というか。
→悪人正機説
㉑悪人正機説は、誰の何という著作にまとめられているか。
→唯円『歎異抄』
㉒時宗を開き、踊念仏で人々の心をとらえた人物は誰か。
→一遍
㉓日蓮宗の日蓮は何を唱えるよう主張したか。
→南無法蓮華経の題目
㉔臨済宗を開いたのは誰か。
→栄西
㉕北条時頼は誰を招いて建長寺を立てたか。
→蘭渓道隆
㉖北条時宗は誰に帰依して円覚寺を立てたか。
→無学祖元
㉗曹洞宗を開いた人物は誰か。
→道元
㉘道元が説いた、ひたすら坐禅することを何というか。
→只管打座
㉙法然を批判した法相宗の僧は誰か。
→貞慶(解脱)
㉚法然を批判した華厳宗の僧は誰か。
→高弁(明恵)
㉛『摧邪輪』を著した人物は誰か。
→ 高弁(明恵)
㉜後醍醐天皇の冥福を祈るための寺院を作るべく天龍寺船の派遣を足利尊氏に勧めた臨済宗の僧は誰か。
→夢窓疎石
㉝夢窓疎石の弟子で、足利義満の保護を受け五山十刹の制で五山の管理を担当した人物は誰か。
→春屋妙葩
㉞応仁の乱のころに、越前に吉崎道場を立てて北陸地方を中心に一向宗の布教活動をした人物は誰か。
→蓮如
㉟戦国時代に、石山本願寺で織田信長と石山合戦を繰り広げた一向宗の僧は誰か。
→顕如
㊱京都で攻撃的な布教をし、『立正治国論』を著した法華宗の僧は誰か。
→日親
㊲江戸時代寛永期に明から黄檗宗を伝えたのは誰か。
→隠元隆琦