(1)例題
図のように、水平な地面上の点Oから、小球1と小球2を斜め方向に同じ速さで打ち上げた。打ち上げる方向が水平面となす角度は、小球1の方が大きかった。小球1と小球2が、打ち上げられてから地面に落下するまでに要した時間をT1, T2とする。T1, T2の大小関係を答えよ。
(2016年センター試験本試物理第1問問1)
(2)答案
(3)解法のポイント
斜方投射や水平投射といった放物運動を考えるときは、まず水平方向と鉛直方向に運動を分解して考えます。
水平方向は、等速直線運動
鉛直方向は、等加速度直線運動
となっているので、それぞれの式を使って求めます。
(4)必要な知識
①放物運動
→水平方向(x軸)と鉛直方向(y軸)に分けて考える
②鉛直投げ上げ
(5)理解すべきこと
放物運動の問題の考え方について理解しましょう→放物運動の考え方(水平投射、斜方投射、斜面での斜方投射、飛行機から物体を落とす、台車から物体を打ち上げる)
☆動画はこちら↓
(6)参考
☆平面内の運動の勉強法はこちら→平面内の運動
☆力学の勉強法はこちら→力学の勉強法