(1)問題概要
積を含む不定方程式を満たす整数解を求める問題。
(2)ポイント
まず整数問題の基本の流れを確認しましょう。
①条件からしぼりこんで
②場合分けをして確かめる
となります。
①のしぼりこみの段階の式変形で、
(整数)×(整数)=(整数)の形を作る
という方針はとても重要です。
(整数)×(整数)=(整数)の形にすれば、右辺の約数を考えることで、左辺の組み合わせがしぼりこめます。
例えば、
xy+2x-3y-9=0
とあれば、
①x(y+2)-3y-9=0
②x(y+2)-3(y+2)+6-9=0
③(x-3)(y+2)=3
といったように式変形をすることで、
(整数)×(整数)=(整数)の形を作ることができます。
※式変形の解説↓
①とりあえずxでくくる
②共通因数(y+2)をムリヤリ作り出す。つじつま合わせに+6をする
③左辺を因数分解の形に、残りの定数は右辺へ
(3)必要な知識
(4)理解すべきコア