(1)合理的思考
学習の質を向上させるためにまずやらないといけないことは、
できるようになるためにはどうすればよいのか? より効率を上げるにはどうすればよいのか?
を考えることです。そのためには、
何ができていないのか? どこが上手くいっていないのか?
を明らかにする必要があります。
その追求の材料として、テストや模試などを利用するとよいでしょう。その分析の方法についてはこちら→中期的な目標の設定の仕方(問題、課題、対策を区別する)
さらには、先生に相談したり、誰かと勉強法などについて対話してみるのも有効です。対話をすることで、自分には見えなかったものが浮き彫りになることは多いです。
(2)試行錯誤
自分の中の問題点を明らかにしたら、次は
どうすればよいのか? どう工夫すればいいのか?
を考えます。この部分に関しては、絶対的な正解はなかなか見つからないと思います。
そこで、「とりあえず試してみる」ということが重要になってきます。
試してみると、上手くいったり上手くいかなかったりすると思うので、上手くいかなかった部分を改善して、また試してみます。
これを試行錯誤といいます。
勉強に限らず努力というものは、この試行錯誤の繰り返しです。これ以外にありません。
最初から上手くいく人はほとんどいません。まず失敗の連続です。それでも、その失敗を生かして、次を試し、少しずつ改善していきます。
(3)変化を恐れないで
試行錯誤をしていれば、徐々に変化をしていくものです。勉強スタイルや生活習慣、あるいは人間関係といったものも変わっていくでしょう。
それが、上手くいくにせよ上手くいかないにせよ、何らかのストレスを感じることがあるでしょう。
しかし、それは、改善し、自らを高めようとする意志の表れです。そのストレスや軋轢を恐れないようにしてください。
中には極端に変化を嫌う人がいます。大人にも(大人にこそ)そういう人は多いです。
ただ、その変化が合理的思考の下での試行錯誤の結果であるならば、自身を持って変えていってください。
※親や保護者が変化を嫌うタイプだったとしても、自分を信じてください。詳しくはこちら→親からの精神的な自立をしよう
(4)とりあえずやってみよう
まずは、とりあえずやってみることです。やってみないことには何も始まりません。
失敗しても上手くいかなくてもいいのです。その失敗は、次の改善に利用できるのです。やってみなければ、失敗することもできません。
試行錯誤もせず、変化もせず、そのままズルズルと最後までいってしまい、結局、最終的に大学受験に失敗してしまう、これこそ最悪のケースです。そして、これはよくあるケースなのです。
最悪のケースとならないためにも、まずはやってみましょう!
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道