否定の基本表現(問題と答え)【英文法のすべて】

☆問題のみはこちら→否定の基本表現(問題)

①「ほとんど~ない」を2つ(準否定語の副詞)

→hardly, scarcely

②「めったに~ない」を2つ(準否定語の副詞)

→seldom, rarely

③few, littleの意味

→ほとんど~ない
※「少し」ではないので注意。

④a few, a littleの意味

→少しの~

⑤few, littleはどのように使い分けるか?

→可算名詞を修飾するときはfew、不可算名詞を修飾するときはlittleを使う。

⑥only a few(little)

ほんの少し

⑦not a few(little)

少なからぬ、かなり多くの

⑧quite a few(little)

かなり多くの
※「少ない」ではないので注意

⑨not+any

→no
※not+anything=nothing、not+any more=no moreなどのように考える。

⑩not+either

→neither

⑪not all

→全て~というわけではない

⑫not both

→両方とも~というわけはない

⑬not always

→いつも~というわけではない

⑭not absolutely

→完全に~というわけではない

⑮not altogether

→全く~というわけではない

⑯not necessarily

→必ずしも~というわけではない

⑰not completely

→完全に~というわけではない

⑱not quite

→全く~というわけではない

⑲We do not go to church every Sunday.

→私たちは毎週日曜日に教会に行っているわけではない。
※「教会に行かない(全体否定)」ではないので注意。つまり、「教会に行く日曜日もあるが、毎週行くわけではない」ということを意味している。

⑳All that glitters is not gold.

→光り輝くものが全て、金というわけではない。
thatは関係代名詞。

㉑I never listen to this music without thinking of her.

→私はこの音楽を聴くと必ず彼女のことを思い出します。
※直訳は「私は彼女のことを思い出さずには、この音楽を聴くことはない」

㉒He didn’t go there because it was raining.

→彼は雨が降っていたのでそこに行かなかった。
※notはgo thereを否定している。

㉓He didn’t go there because he wanted to.

→彼は行きたかったからそこに行ったわけではない。(彼がそこに行ったのは行きたかったからではない。)
※notはbecause以下を否定。つまり、「そこに行った」理由を否定している。go thereは否定していないのでgo thereはしている。
※go thereを否定して訳すと「彼は行きたかったので、そこに行かなかった」となり、意味が通らない。notがどこを否定するかは、訳してみて考えるしかない。


~参考~

重要単語だけど、意外と知らない人が多い”quite”を解説します!(quiteとveryの違い、quiteの使い方、quiteを使った表現なども解説しています)

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