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☆高分子化合物（天然高分子化合物、合成高分子化合物）知識テスト一覧
①合成高分子の構成単位となる小さな分子を何と言うか？
→単量体（モノマー）
②単量体が次々に結合してできた高分子を何と言うか？
→重合体（ポリマー）
③ナイロンは強い丈夫な繊維であるが、それは何よるものか。
→（アミド結合のHとOによる）水素結合
④ナイロンと構造が似ている天然繊維は何か。
→絹
※ナイロンは絹のような光沢と肌ざわりがある。ストッキングなどに用いられる。
⑤ナイロン66の構造式を記せ。
⑥ナイロン6の生成の際に、ε－カプロラクタムを単量体とし重合させるが、このような重合を何と言うか？
→開環重合
※環状のモノマーが開環して鎖状のポリマーが生成する重合である。
⑦ポリエステルは、吸湿性が非常に小さく、洗った後の乾きが速く、型くずれしない。それはなぜか。
→分子中に親水基も水素結合も存在しないから。
※現在、最も多くの衣料に用いられている合成繊維であるが、汗を吸収しないので下着類には不向きである。
⑧ポリエチレンテレフタラート（PET）の構造式を記せ。
⑨ビニロンの生成過程を記せ。
→アセチレンに酢酸を付加して酢酸ビニルを作り、その酢酸ビニルを付加重合した後、けん化するとポリビニルアルコールとなる。ポリビニルアルコールとホルムアルデヒドでアセタール化することでビニロンとなる。
⑩ポリビニルアルコールのコロイド溶液を、硫酸ナトリウム水溶液に押し出すとどうなるか。
→白濁し凝固する（塩析）。
⑪ポリビニルアルコールをホルムアルデヒドでアセタール化すると、水に溶けなくなる。それはなぜか。
→2つのーOH基（親水基）が、メチレン基（ーCH2ー）で結ばれ、疎水性の環状エーテル結合に変化するから。
⑫ビニロンでは、ポリビニルアルコールのOH基の30～40％だけをアセタール化するにとどめてある。それはなぜか。
→適度な吸湿性を与えるため。
⑬ビニロンは、引っぱっても分子と分子がずれにくい。それはなぜか。
→分子間に多くの水素結合が形成されているから。
⑭ビニロンと性質が似ている天然繊維は？
→木綿
⑮ビニル基の構造式を記せ。
⑯アクリル繊維と風合いが似ている天然繊維は？
→羊毛
⑰アクリロニトリルの構造式を記せ。
⑱ポリウレタンの特徴は？
→伸縮性が大きい（自身の2倍以上伸びる）
※ファンデーションなどに用いられる。
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～参考～
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