分母が3項の有理化は、2回有理化を行う。

(1)例題

(2)例題の答案

(3)解法のポイント

分母が3項の場合1回の有理化ではできませんので、2回有理化を行います。

ポイントとしては、ルートを1つずつなくしていくことです。今回で言えば、まず√5を有理化し、その後√2を有理化します。

また、計算が複雑になりやすいので、

①約分を先に行う

②展開は後まで取っておく(因数分解の形のままにしておく)

③同じ式はかたまりとして扱う

といった計算の工夫を使って、速く正確に計算できるようにしましょう。