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二酸化炭素の状態図

(1)例題

下図は温度と圧力に応じて、二酸化炭素がとりうる状態を示す図である。ここで、A, B, Cは固体、液体、気体のいずれかの状態を表す。ただし、TTとPTはそれぞれ三重点の温度と圧力である。

①A, B, Cの状態をそれぞれ答えよ。

②臨界点以下の温度で、温度一定とした場合、TTより{高い・低い}温度で、圧力を{高く・低く}すると、気体の二酸化炭素が液体に変わる。それぞれに適する語を選べ。

③臨界点以下の温度で、圧力一定とした場合、PTより{高い・低い}圧力で、温度を{高く・低く}すると、気体の二酸化炭素が液体に変わる。それぞれに適する語を選べ。

(2017年センター試験本試化学第1問問4より)

(2)例題の答案

①A:気体、B:固体、C:液体

②高い、高く

③高い・低く

(3)解法のポイント

温度を上げていくと、分子のもつエネルギーが大きくなり、分子がより激しく動きます。そのため、分子間の結合が弱くなっていきます(固体→液体→気体)

圧力を上げていくと、分子は自由に動けなくなり、分子間の結合が強くなっていきます(気体→液体→固体)

(4)参考

物質の三態と状態変化の勉強法

理論化学の勉強法

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