(1)例題
xについての不等式 5-x≦5x<2x+a を満たす整数xがちょうど5つとなるときのaの範囲を求めよ。
(2)例題の答案
(3)解法のポイント
①まず問題を正しく理解してください。
「x」についての不等式が整数解を持つ、なので、「x」についての不等式を解いたときの「x」の範囲に整数を含むときの話をしています。
そして、そうなるとき「a」はどのような条件になるのか、という問題です。
②解答の手順は、
xについて解く→xの数直線で考えて整数を含むように範囲の端がどこに来るかを考える→そのときの範囲を求める
です。
③気をつけるポイントは、範囲の端がちょうど整数になるときはOKなのかどうかを確認しないといけない、ということです。
この場合は、xの不等式を満たす整数解が4つなので不適です。
この場合は、xの不等式を満たす整数解が5つなので適しています。
(4)理解すべきこと
詳しい解説はこちらです→不等式が整数解をもつ条件の問題の解説(「どちらに=が入るのか」の考え方)
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