「生きるということは困難なことです。わたしは、その困難さについて探究するために一生を送ろうと思います」
(ショーペンハウアーが哲学を志したときに言ったとされる言葉)
▶解説
すべてのものを認識し、いかなるものによっても認識せられぬもの、それが主観である。したがってそれは、世界のにない手、すべての現われいずるもの、すべての対象につねに前提される制約、にほかならぬ。けだし、なにが存在しようとも、それはただ、主観に対してのみあるのだから。
(『意志と表象としての世界』)
世界はわたしの表象である――これは、生きて、認識をいとなむものすべてに関して当てはまるひとつの真理である。
(『意志と表象としての世界』)
福音とは、すなわち、ただ認識だけが残り、意志が消えてなくなってしまったというそのことにほかなるまい。
(『意志と表象としての世界』)
哲学は抽象概念のかたちで世界をもう一度完璧に操り返すこと、いわば世界をこのかたちで反射することとなるであろう。
(『意志と表象としての世界』)
大衆は、目と耳はあるけれども、それ以外は多くを持たず、ことに判断力はスズメの涙ほどしかなく、記憶力はほとんどない。
(『幸福について』)
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