死に至る病とは絶望のことである。
(『死に至る病』)
絶望者は彼の絶望している各瞬間に絶望を自分に招き寄せているのである。
(『死に至る病』)
彼が何かについて絶望しているのは本当は自己自身について絶望しているのであり、そこで自己自身から脱け出ようと欲するのである。
(『死に至る病』)
自己に絶望すること、絶望して自己自身を脱け出ようと欲すること、これがあらゆる絶望の定式である。
(『死に至る病』)
もしも我々が人間を良く知っているとすれば、何らかの意味で何ほどか絶望していないような人間は一人もいないと言わなければならないであろう。
(『死に至る病』)
不安、知られざる或る物に対する不安、それを知ろうとすることさえも何となく怖ろしいような気のする或る物に対する不安、生存の或る可能性に対する不安或いはまた自己自身に対する不安、かかる不安の存しないような人間は一人もいない。
(『死に至る病』)
絶望が顕わになるやいなや、その人間は始めから絶望していたのだということもまた顕わになるのである。
(『死に至る病』)
幸福の遥か遥か奥の方に、深く深く隠されている幸福の秘密の最内奥に、そこにもまた不安が、すなわち絶望が巣くうている。
(『死に至る病』)
参考文献
『死に至る病』(キェルケゴール著, 斎藤信治訳, 岩波文庫)

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