(1)例題
大小2個のさいころを同時に投げる試行において
Aを「大きいさいころについて、4の目が出る」という事象
Bを「2個のさいころの出た目の和が7である」という事象
Cを「2個のさいころの出た目の和が9である」という事象
とする。
大小2個のさいころを同時に投げる試行を2回繰り返す。
(2018年センター試験本試数学ⅠA大3問(4)より)
(2)例題の答案
①
②
(3)解法のポイント
2個のさいころを投げるときの確率は、該当するときの出目の場合を挙げていきます。
最大で36通りしかないので、書き出していった方が早いです。ただし、(1, 1)から順番に考えるようにして、漏れがないようにしましょう。
以下のような表をかいてみてもいいです。
大\小 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
1 | B | |||||
2 | B | |||||
3 | B | C | ||||
4 | A | A | A, B | A | A, C | A |
5 | B | C | ||||
6 | B | C |
(4)必要な知識
①確率の定義