群数列(①群、②数列、③項数、④群の中の項の数をそれぞれ考える)

(1)例題

自然数の列1, 2, 3, 4, ……を、次のように群に分ける。

  1│2, 3, 4, 5│6, 7, 8, 9, 10, 11, 12│……
第1群 第2群   第3群

ここで、一般に第n軍は(3n−2)個の項からなるものとする。第n群の最後の項をanで表す。

①anをnを使って表せ。

②600は、第何群の小さい方から何番目の項か。

(2010年センター試験本試数学ⅡB第3問(1)より)

(2)例題の答案

(3)解法のポイント

群数列の問題は、

①群

②数列

③項数(数列の最初から何番目か)

④群の中の項の数(第〇群に何項含まれているか)

に分けて考えます。

群数列が分かりにくくなる原因は、この4つがそれぞれ違う数列をなすことがあるからです。

(4)必要な知識

①等差数列