命題の解法パターン(問題と答え)

☆問題のみはこちら→命題の解法パターン(問題)

①命題の真偽を考えるとき(特に不等式の命題の真偽を考えるとき)は何を利用するとよいか?

→集合

②偽であることを言うときにすることは?

→反例を挙げる

③「PかつQ」の否定は?

→「Pでない、または、Qでない」

④「PまたはQ」の否定は?

→「Pでない、かつ、Qでない」

⑤「すべての~は……である」の否定は?

→「ある~は……ではない」

⑥「ある~は……である」の否定は?

→「すべての~は……ではない」

⑦「任意の~」とはどういう意味か?

→「特別な選び方をしない」という意味。数学においては「すべての~」「あらゆる~」と読み替える。

⑧対偶の真偽は?

→元の命題の真偽は一致する

⑨逆と裏の真偽は?

→元の命題の真偽と一致することもしないこともある。

⑩PがQであるための必要条件か十分条件かを考える問題の解法の手順は?

→P→Qの真偽を確認し、Q→Pの真偽を確認する。P→Qが真の場合は十分条件、Q→Pが真の場合は必要条件、どちらも真の場合は必要十分条件となる。

⑪直接証明することが難しいとき、あるいは、「~ない」「少なくとも~」といった言葉があったときに考える証明法は?

→間接証明法(背理法または対偶を利用した証明法)

⑫無理数の定義は?

→有理数ではない実数

⑬有理数の定義は?

→整数p、qを用いて、q/pの形にできる数のこと。